事故といっても様々な状況があります。
最も事故と言って思い浮かぶのは「車同士の事故」「歩行者との事故」などがありますが他にも「壁に擦ってしまった」「車庫にぶつけてしまった」「縁石に乗り上げてしまった」など例え大きな損傷ではなくてもこれらも事故としての扱いになります。
事故車の状態によっても数万円の修理、数十万かかる修理もあれば百何十万という高額な修理費用になる場合もあり様々です。
修理費用が高額な場合であったり事故の状況によっては相談の余地もなく車両保険を使うこという判断になると思います。
事故が起きてしまったときに高額な出費を避け自分も守ってくれるための保険ですので状況によっては使用し保険会社さんに助けてもらうのも一つの手立てです。
事故が起きた時に自分を守ってくれる保険と言いましたが 保険を使用するとどうなるのか説明しますね。
相手のある事故の場合、保険を使った時点で保険会社が当事者の間に入るため話が当事者同士で話をするよりもスムーズに処理が進みます。また車の修理は車両保険に入っていれば修理費用も負担してもらえますし怪我をしている場合の保障等も保険を使うことによって負担してもらえます。
*事故の場合の治療費用は健康保険対象外ですのですべて自己負担になります。
*保険の加入内容によっては対応できない場合がありますのでご確認ください。
!保険を使うのはメリットばかりではありません。
一つ目は 等級ダウン…事故の場合は3等級下がります。(20等級の場合、17等級へ)
等級が下がると次回更新時の保険料も高くなります。
事故がなければ1年に一等級ずつ上がりますので元の等級に戻るには3年ほどかかってしまいます。
また事故が多く保険を使う頻度が高い場合や等級が下がりすぎてしまうと場合によっては次回更新時に制限されてしまったり
保険会社を変わりたいときに拒否されてしまったりする場合があります。
等級とは保険に入るときにつけられるランクみたいなものです。
1等級~20等級まであり20等級になると保険料も安く一番最高の状態と言えます。
新規で加入すると JA共済の場合1等級からのスタートではなく6等級からのスタートになります。
事故がなければ順番に等級が上がる仕組みです。等級が上がるにつれて保険料も安くなります。
保険を使わないといけないような事故が起こる度に等級は下がっていきます。
6等級以下になると保険料とは別に事故が起きた際、修理費用に対する免責費用が発生し自己負担が生じてしまいます。
等級が6、5等級、4等級以下になってくると黄色信号、3等級以下になると赤信号と思ってもらったほうがいいかもしれません…。
保険を使うと等級がさがってしまうので、できれば使いたくないですが大きな事故のときは迷うことなく保険に頼ってください。
特にお客様が加害者となってしまった場合、その上「人身事故」にまでなってしまったケースでは保険を使うかを考える余地はないです。被害者の保護・救済のためにも保険を使いしっかり保障をしてもらってください。そのための保険です!!!
①人身事故
保険を使ってください。特に相手の方が怪我をされている場合、治療にかかわることなので保険会社に手続きをお願いしてください。
それを怠ると相手の方が困ります。
実際にきちんと報告されていなかった事案では相手の方の怪我の治療がまともにできなかったりスムーズに進まなかったということもありました。
相手がある場合
②相手がある事故で話がうまくできなかったり一筋縄ではいかないような場合
③相手がある事故の場合で修理金額が高額になった場合
保険を使うべきか悩ましいケースも多々あります。
◆自損事故で修理額が数万円程度の場合…
自損事故で当たったものに目立つ傷はなく修理をせずに済んだ場合で自分の車だけが傷んだ状態のとき、修理額と次回更新時の掛け金をみて判断します。
しかし修理費用と代車費用などを考えていくとすごく微妙なラインになってしまいますのでこの場合はお客様と相談し決めていきます。
◆相手がある事故でも賠償額が数万円の場合…
相手の賠償額だけだと保険を使わず処理するという方法もあります。が、自分の車の損傷もあり修理する場合などは悩ましいところです。車両保険を付けていれば自分の車も保険で修理し対物保険で相手方への保障もできますがその場合は保険を使うという事なので等級がさがってしまします。こういった場合も次回更新時の掛け金の上り幅を見て使うほうが得なのか損なのかを考えます。
事故によって保険が得なのか損なのかの判断は難しいです。保険を使わずとも相談だけしてみるのもいいと思います。
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